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   .i j!    'r t:jヾ::'"  r::'三=ヾ .l!
   l  !      ´::'   ヾ`='テ':' !
   ヽ i           ゛ `  .l    コッティ・ミンナ[Cotzy Mynna]
   , l             、    !     (1947〜  アメリカ)
 /  !         ヽ_;.. ヽ  i
     ヽ    ,ゝ-、 __  _,:.、 /
      iヽ ....    ..__ ̄   ./
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2話目を読む?





































































































































































































































                     ___, - 、
                    /_____) 実は、父さんHIPHOPで食っていこうと思ってるんだ
.                    | | /   ヽ ||         ____  
                    |_|  ┃ ┃  ||       /     \
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最後までスクロールするトラップでした┏oぺこり

第一話を読む

おはら汁お正月企画 【汁歴史2001年〜2006年 第二話 なぜかAV監督デビュー】


■2002年春
という訳で、なぜかα社でAV業界の人として働くこととなったオレだが、社外に
いた時はそれなりにステキな待遇をしていただいていたのに、社員になった途
端に急に馬車馬のように働かされることと相成ったわけで。

うん、よくある話だ。

ちなみにオレは当時のαのトップとの口約束だけで入社し、その際に(普通は
何かしらあるはずの)書類が一切用意されてなかったという、激しくいい加減な
転職であった。


さらに言えば、当時のαには社則もなく、福利厚生ってなあに?という状況で、
社会保険すら入れてもらえなかったというおまけ付きである。

ただ、これは別にαが特別悪いというわけではなく、当時のインディーズAVメ
ーカーにはよくある話だったのよね。(当時はそういう業界だったの)

そんな「思ってたのと違ったうっひゃー!」といった状況で、本格的に「個人サ
イトAV」の企画を進めることとなったんだが、オレはまず「信頼できるブレーン
を作らないと即死する」と直感した。

オレはゲームライター時代より前(1999年くらいか?)から、個人サイト(主に
テキサイやゲーム攻略系サイト)を一読者として読んでいる立場だったんだが、
サイト管理人との接点(コネ)は驚くほど何もなかった。畳み掛けて言えば、サ
イト管理人にメールの1通すら送ったことがなく、BBSへの書き込みなんかも
ほとんどしたことがなかった。

そんな状況で「個人サイトAV企画」について堂々とプランニングしちゃうんだか
ら、オレってば明らかに狂ってるよね。

なんだろうねこの「直感のみで動くだけ動いて次々と他人を巻き添えにする場
当たり主義」は。

なんかもう当時の未熟な自分を思い出すだけで恥ずかしくなってくると共に、基
本的な思考が未だにまったく変わってないことにも気づいて背筋が凍るのはお
そらく気のせい。



でまあ、そんな無知なオレ様を助けてくれるサイト管理人さんを急募することに
なったんだが、まず白羽の矢を立てたのは「エロ+痛い+人気者」と三拍子揃
った某一流の人である。

某一流の人のサイトはかなり昔から読んでいて思い入れがあったし、エロネタ
が多いし、風邪引いたからって本当にお尻にネギ入れる人だし、きっと「個人
サイトAV企画」の話をすれば、何かしら反応を返してくれると思ったのである。

案の定、その一流の人の食いつき方はもの凄く、オレがメールを送った翌日に
わざわざ仕事帰りにバイクでαに来てくれた。(ガチ)

そこで早速αの社長とオレと一流の人とで話し合いの場を持ち、まずは「個人サ
イトってなあに?」という初歩中の初歩的なお題から話し始めたんだが、一流の
人の話術に夢を見たのか社長がやたらと盛り上がってしまい、オレは「個人サイ
トAV企画」を進行するためだけの「αインターナショナル内 OTK(オタク)企画
部長」という、人前でうかつに名乗れない肩書き(十字架?)を背負うこととなっ
た。

そのOTK企画部の仕事内容は、基本的に「個人サイトAVの企画を進めることと、
社内にネットに詳しい人間が皆無なんでなんとかすること」であり、ハッキリ言っ
てすべて丸投げされた形である。

今にして思えば、現在の「IT(インチキ)ジャーナリスト」という肩書きは、この
「OTK企画部長」の派生系のような気がしないでもない。


微妙に話がすっ飛んだが、この某一流の中の人が色々と知恵を授けてくれたお
陰で「個人サイトAV企画」は順調に進んで行くこととなった。

まず一流の人が「某生中出しと麻雀と堤さやかが大好きな人」を紹介してくれ、
その後に「某今は亡き男色系の人」から「参加してやる!」とお返事をいただき
、その男色の人経由で「某大熊猫で巨乳人妻看護婦好きの人」が参戦し、さら
には超大手サイトの「某スク水で1UPキノコの人」からも「某今は亡きコスプレ好
きで中学生ハンターで憂鬱な人」からも参加OKのお返事をいただくという、謎
のメイクミラクルが起こったのである。

さらにさらに「某黒バックでフォント弄りの中国を小バカにして殺されかけたと
いう噂が流れた人」からも「俺は悪のりオッケーです!」という嬉しすぎる言葉
をいただけたのだが、彼は半年後に自分の吐いた台詞を本気で後悔すること
となる。

■この文章は事実を元にしたノンフィクションですが、リンク先と本文とはたぶ
ん何の関係もありません。(ページ内検索でAVとか入れたりしない方がいいと
思います)

http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/sou/soutop.htm

さて。

こうして奇跡の「個人サイトAV企画」は無駄にアフターバーナー全開で急加速し
始め、参加表明してくれたサイト管理人さんたちを集めて会議を開くこととなった。

この会議に参加したA級戦犯は、上記の某有名サイト管理人さんたちの中から
数人と、オレとα社の社員の計8名である。

真夏に新宿アルタ前というベタベタな待ち合わせ場所に次々と集まってくる大手
サイト管理人たち。

そして新宿パセラに籠って語り合うオレたち。

なんてシュールな絵面なんだろう…。

そんなこんなで「この世の果てってきっとこんなの」的な会議が始まったわけだが、
最初こそ遠慮がちだったみんなも時間の経過と共に積極的に意見を出してくれる
ようになり(=馬脚を現すとも言う)、参加者の中で最も性犯罪者に近い某みずは
氏の「女の子を縛って血が滴ったりするのが好きです」という台詞が冷たくスルー
されたり、某1upキノコの人が真顔で「本物の中学生だしてください。」と漏らしたこ
とに軽く戦慄を覚えたり、某男色系の人が「必要以上に分厚いホモAVの企画書
を持ってきたり」と、様々なレジェンドが生まれることとなった。(一部実名報道で
お届けしております)

その席で満場一致で決定した「個人サイトAV企画第一弾」こそ、「ちゆ12歳コス
プレAV」だったのである。

実はこの「ちゆ12歳AV案」は、オレが会議の参考にと書いた企画書の中に一例と
して挙げておいたものなんだが、参加者全員が「その案は最も勝算が高い!」と
意見が一つになり、次に「ちゆ12歳のコスプレAVってだけじゃつまらないよね?」
という意見が挙がり、「だったら男優も有名サイトの管理人にしよう」という流れに
なった。

だが当時のテキサイ界隈で、ビジュアル的にキャラの立った管理人はそれほどお
らず、必然的に「男優にふんどしとアフロとグラサンをかけさせればいんじゃね?
」と、某モンスターサイトの代表格とも言える健君を貶めようという共通認識が生
まれた。(一部実名報道で以下略)

さらに某生中出しと麻雀大好きな人が「とにかくさやぴー!後生だからさやぴー
出して!」と言い張って聞かないので、なし崩し的に主演女優は当時のトップ女
優であり、女優代だけで当初用意していた予算を全て使い切る可能性の大きい
「堤さやか」に決定してしまった。

この日からオレの主な仕事は「健君にそっくりな男優を探すこと」と「どうすりゃ
堤さやかのギャラを安く値切れるのか考える」こととなったのである。

来る日も来る日も男優にグラサンをかけさせ、アフロかつらを被せ、上半身を裸
にさせるという謎の面接を繰り返したかと思うと、またある時は堤さやかの事務
所に「αで別にもう1本撮るから!」とかなんとか必死に交渉するオレとα社員。
後にこの努力が報われ、某掲示板などに「某侍魂の健が本当に堤さやかとヤリ
やがった!」という風評被害が撒き散らされることとなったんだが、オレはきっと
何も悪くない。

だって本人が悪のりしていいって言ったもん。

ちゃんと言質取ったもん。


という訳で、こういった経緯を経て、思い付きから丸一年かけてやっとこさ「個人
サイトネタAV」の第一弾「ちゆAV」が完成したのである。

そしてこの作品が、オレのAV監督デビュー作となった。(実はオレはプロデュー
サー的立場でいようと思ったんだが、α社内にちゆAVの監督をできる人間がい
ないという話になり、「お前が責任もって監督を務めるしかないだろ」という結論
になったのだ。)

ちなみに当のちゆちゃん本人は「あくまで黙認(スルー)」というスタンスを貫いて
くれたんだが、もしこの時ちゆちゃんが「いやだ」と言えば、この企画は間違いな
くお蔵入りになっていたはずである。

ありがとうちゆちゃん…。


〜第三話に続く〜

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